新車と比較して中古車はリーズナブルな価格で販売されているので、購入を検討している方はいませんか?中古車を購入する場合、どのお店でも基本的な流れは一緒です。初めて購入する場合でも戸惑わないために大まかな流れについてここで詳しく見ていきます。
中古車購入の流れ
中古車の購入の流れについてみていきます。基本的には新車と購入するのとほぼ一緒ですが、若干異なるところもありますので、相違点についてもここで解説しましょう。
購入の手順
中古車を買おうと思ったのであれば、どんな車を買うか決めましょう。どのような用途で使用するのか、予算はどのくらいかなどで絞り込むといいです。今ではインターネットで検索できるので、お店に行く前に候補を絞り込めます。そして購入するお店と車を決めて、目ぼしいものが見つかり次第見積もりを出してもらいましょう。車を買うときには車両代金のほかにも諸費用が掛かるので、総額でいくら必要か把握するために見積もりを出してもらうべきです。
条件に納得できれば、売買契約を交わします。購入金額を振り込んで、後日納車という流れです。ローンで購入する際には代金支払いの前に審査を受けておきましょう。
新車との違い
新車との違いは納車される車に関することです。新車の場合、注文が入ってから車を製造します。一方中古車の場合、店にある目の前の車がそのまま納車されます。ですから中古車を購入する際には車の状態をよく確認したうえで注文したほうがいいです。特にエンジンがかかるか、電装系は正しく作動するか確認しましょう。もし不具合が確認されたら、納車前に修理してもらえるか確認すべきです。
納車までの期間
今すぐ運転したい人は、納車までにどのくらいかかるかも気になるところです。受注生産の新車の場合、数か月は待たされます。しかし現車納車の中古車は2~3週間もあれば納車されます。今すぐに車が欲しいと思っているのであれば、新車よりも中古車のほうがおすすめです。人気車種だと新車の場合、半年以上待たされることもあるからです。
中古車購入時の必要書類
中古車購入する際には必要書類をいくつか準備しなければなりません。必要書類の内容は普通車と軽自動車、どちらを購入するかによって若干異なりますので注意しましょう。
普通車の場合
普通車を購入する場合、車庫証明書が必要です。こちらは最寄りの警察署で申請します。また契約書に押印する際には実印を用意してください。そして実印であることを証明するための印鑑証明も役所で取得する必要があります。印鑑証明は発行されてから3か月以内のものが必要です。
軽自動車の場合
軽自動車の場合、車庫証明を取得する必要はありません。また印鑑は必要ですが、認印でも問題ありません。よって印鑑証明を取得する必要はないです。ただし本人確認のため、住民票の写しが必要です。住民票も役所で申請すれば交付されます。
まとめ
販売店で購入する場合、店員さんが購入手続きをサポートしてくれるのでそこまで悩むことはないでしょう。しかし必要書類に関しては注意が必要です。普通車と軽自動車、どちらを購入するかによって内容が変わってくるからです。もしわからないことがあれば、店員さんに質問するといいでしょう。